営業の記録その1

2019年09月03日

はじめての営業に行ってきました!

そうです!あんなに腰が引けていた営業の電話を

ついにかけることが出来きたんです!

その上直接イラストを見てもらえるアポもとれたんです!

会って直接私のイラストを見て下さるところには

どこへでも行こうと思っています。


ところが、私は重度の方向音痴で、なおかつ左右盲と呼ばれる

特殊能力の持ち主です。

左右盲とは、右と左の区別がとっさに判断できないこと。

決して常に右も左もわからないで

途方に暮れているわけではありません。

エレベータの開閉ボタンで「◀▶」「▶◀」みたいな表示って

よくありますでしょ。

乗った後に「すみませーん乗りますー」と人が走って来たとき

どっちのボタンを押すのか迷って「あわわわ」となりながら

にっこり笑顔で「▶◀」のボタンを押してしまうんです。

よく見ればどっちが「開」かはわかるんですが

とっさのときにうまく判断できないことが多々あります。

文字で「開」「閉」って書いてあればいいですが、

そこに「◀▶」「▶◀」が加わると

とたんにわからなくなります。

子供のころは「シ」と「ツ」、「ソ」と「ン」の区別がつかず

アルファベットの「E」「N」「Z」もつい逆向きに書いて

ずいぶん先生に怒られ、友達からあきれられていました。 

大人になってからも、車を運転中に助手席から

「次、右折ね」と言われて「わかった」と言いながら

左折してしまうし、

電車で「降り口は右側です」ってアナウンスを聞くと

進行方向に顔をむけて、頭の中で箸とお茶碗を持って

「右ってことは箸の方」

と考えないとどっちのドアが開くのかわからないなどなど

数え上げたらきりがないくらい右と左には苦労しています。

上下とか前後はいいんです。

なんなんすかね、これ。



だからはじめての場所に行くときにはとてもドキドキします。

迷わずに時間通りに目的地にたどり着けるのか?

間違わずに電車にのって正しい駅で降りられるのか?

小学生でも普通にできるようなことが私にとっては大冒険になるのです。

今はNAVI TIMEやGoogleマップがあるとは言え、Googleマップを見ながら歩いても、目的地からどんどん離れていったり反対方向の電車に乗ってしまったりします。

これはおっちょこちょいで済まされるレベルをはるかに超えています。

むしろ特殊能力、ギフト(才能)と言っていいかもしれません。

しかしこんなに苦手な初めての場所へ行くことが嫌いかというと、

どちらかというと好き、いやむしろ大好きなんですよね。

苦手=嫌い ではないところが人間って不思議で面白いなって思います。

低いレベルでもドキドキワクワクを感じられるって、とってもお得かもしれません。

なにも特別なことでなくても、日常が大冒険になるんですから!

こんなに楽しくてスリリングなことはないです。


さて、初めての営業ですが、時間通りに伺うことができました\(^o^)/

その出版社の社長さんは、想像していたよりも若くて

シュッとしたイケメン様でいらっしゃいまいした。

イラストを見て戴いて、おいとまするまで15分かかったでしょうか?

賞味10分くらいだったかもしれません。

淡々とあっさりと終わりました。

往復4時間 面接10分。 

手応えなんてものはないし、はじめから期待もしていませんから

特にがっかりするようなこともありません。

クリアできた!私にもやれた!

ってことがうれしかったです。

少しイヤな感じのことも言われましたが

いちいち真に受けていたら神経が持ちません。

そういうご意見があることは承っておいて

あとは右から左へ受け流します。

っていうかそうしよう、そうできたらいいなと思います。

来週もう1件訪問することになっています。

どんな初めての場所でどんな初めての人と会えるのか?

ドキドキワクワクしながらの大冒険が待っています!